2012年12月31日

2012年を行動歴で振り返る

0104 六本木 森美術館『メタボリズムの未来都市展』
0127 川崎大師 厄除け
0128 デヴィッド・T・ウォーカー@ビルボードライブ東京
0205 引っ越し。
0209 六本木 森美術館『没後150年 歌川国芳展』
0213 インフルエンザ発症。
0217 府中市美術館『石子順造的世界』、府中通信施設
0304 両国 江戸東京博物館『ザ・タワー』と『黄金の顔』、月島〜築地散策
0308 東向島 東武博物館、玉ノ井散策
0318 調布市グリーンホール『水木しげる卆寿記念シンポジウム』
0319 駒込 六義園
0325 清澄白河 現代美術館『靉嘔展』、清洲寮
0330 芦花公園 世田谷文学館『都市から郊外へー1930年代の東京』、
   蘆花恒春園
0331 カーネーション最終回。感動。
0401 百草園 梅と桜鑑賞
0405 横浜 そごう美術館『宮沢賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心』
0407 41才の春だから。。。稲城三沢川と宿河原二ヶ領用水の桜 花見
0412 フルーツパークと寿福寺の桜 花見、
   銀座 ヴァニラ画廊『小松崎茂原画展』、数寄屋橋〜松坂屋〜三原橋
0419 初台 オペラシティーアートギャラリー
   『BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展』
0426 神田末広町 3331 Arts Chiyoda『大友GENGA展』
0504 二重の虹を見る。副虹と呼ばれるもの。
0510 蔵前変電所〜浅草界隈
0520 ランニング開始。多摩川沿いを稲城大橋まで。
0521 午前7時頃金環日食。 
0524 溝の口から初めての夜行バス。
0525 【大阪旅行】大阪城公園、岸和田、飛田新地
0526 【大阪旅行】万博公園、天王寺〜新世界、日本橋〜心斎橋
0527 【大阪旅行】石切神社〜鶴橋、日本橋〜心斎橋、
   長堀橋〜淀屋橋、汐見橋
0607 高尾山 6号路を登る
0610 ぶらり鶴見線の旅 尻手〜浜川崎〜海芝浦〜国道
0708 秦野で蛍鑑賞。
0712 秦野でギター指南。
0716 多摩川夕景、トンボ大量発生
0726 野方配水塔〜椎名町トキワ荘跡
0729 砧公園 世田谷美術館
0802 代田橋 和田掘給水所
0811 マリーナ・ショウ@ビルボードライブ東京
0812 秦野 農家の納屋de舞台『寿歌』
0816 ビーチボーイズ、アメリカ、星野源@千葉マリンスタジアム
0819 池袋にて人生初のオフ会。乱歩好きの同士と語らう。
0822 サントリー武蔵野ビール工場見学〜高尾山ビアマウント〜調布で呑む
0827 浅草 松屋〜六区の映画館、外神田〜万世橋
0906 上野 東京都美術館『マウリッツハイス美術館展』
0907 江ノ島 夏の夕べを満喫
0908 『東京ジャズ2012』テイク6、ベン・E・キング、バート・バカラック
   @国際フォーラム、丸の内散策
0909 恵比寿 東京都写真美術館『鋤田正義展SOUND&VISION』
0920 世田谷文学館 ムットーニのからくり劇場
0927 神田やぶそばへ。美味!
1002 ミシェル・ルグランwith新日本フィルハーモニー交響楽団
   @すみだトリフォニーホール 
1007 秩父祭 笠鉾特別曳行
1011 飯田橋 旧日仏会館『オープンアーキテクチャー』
1018 とうとうバカボンパパの歳を越えたのだ。
1020 調布市花火大会
1021 神宮第二球場 西東京大会準々決勝『早実vs都高島』応援
1027 神宮第二球場 西東京大会準決勝『早実vs創価』応援
1028 秩父 雨のよこぜまつり
1102 渋谷パルコ『ムットーニ上演会』
   〜初台 オペラシティーアートギャラリー『篠山紀信展写真力』
1125 生田緑地 紅葉狩り
1130 上野散策 下谷〜池之端
1202 横浜美術館『はじまりは国芳』展、野毛〜黄金町散策
1210 永山の公園でISSを観る。
1214 多摩川でしし座流星群を観る。
1223 皇居で一般参賀 今年は友人2人と。そのまま友人宅で大忘年会。
1228 ウィルス性胃腸炎発症。


Twilogや写真データから拾うとざっとこんな感じであろうか。

展覧会では前半に行った『メタボリズムの未来都市展』、『歌川国芳展』、
『ザ・タワー』展が印象深い。ライブコンサートではバート・バカラック、
ミシェル・ルグランwith新日本フィルやブライアン・ウィルソン入りの
ビーチボーイズを観る事が出来て本当によかった。今後あるかないかの
貴重なライブだったと思う。ライブではないが水木サンのシンポジウムも
感動した。夫妻で登場されたので、大変希有な機会であったと思う。

自分にとっての重大な出来事はなんといっても引っ越しと大阪旅行、
それに何を血迷ったかランニングを始めた事だろう笑。
流行の病にもかかってしまったので来年こそはずっと健康でありたい。

それではみなさん、よいお年をお迎え下さい。
さよなら2012年。

2012

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2011年2月 6日

排水溝に落ちた義歯〜湯けむりに消えた前歯の事件簿〜

その日、俺は一日の疲れを癒すべく、熱いシャワーを浴びていた。
本来なら熱い風呂に浸かりたいところだが、
バスタブに湯を張るのさえ億劫になり、
手っ取り早くシャワーにしたのだった。
髪、腕、体と順に洗い、仕上げに歯を磨く。
鼻唄を歌いながら縦横上下左右・・・。
そして事件は起こった。
上顎付け根部分を内側から縦方向にブラッシングしていると、
ホロッとなにかが取れた感触。
ん?
すぐさま、舌の先でその空間を確認した。
あーーーーっ!
前歯がない・・・。

数年前の2月11日―――――
あの日、乗っていたバイクが車と接触し、俺は地面とキスをした。
その時に折れた前歯は府中街道に吐き捨てたので、
現在の前歯はかろうじて残った根元に穴を開け、
嵌め込んだセラミック製の義歯のことだ。

その前歯が抜け落ちたらしい。
そういえば足下で何か転がった音がした・・・。
見るとバスタブの排水溝の第一関門、X字状になっている部分に
そいつが引っかかっている!
わっ!
落ち着くように自分に言い聞かせ、蛇口をひねり、湯を止める。
だが、水の流れはすぐには止まらない。
バスタブの傾斜に沿ってチョロチョロと容赦なく確実に排水口に流れ込む。
頼む!そのまま、そのまま・・・。
と言う願いも虚しく、俺の義歯は無情にも
コロン!
と乾いた音を立てて第一関門を通過した。
あーーーーっ!
南無三!これまでか・・・。

1

急いで排水溝の中を覗き込んだが、暗くて様子が分からない。
X字状の第一関門を回転させながら外すと
義歯は奇跡的に真下に落ちていた。
幸い明るく綺麗だったので見通しが利き、
まだ引き上げられそうな距離にある。
よしっ!
だが、ガッツポーズを決めるにはまだ早い。
第二関門の口径が小さい為、指が入らないのだ。
更に排水溝の中は開口部より広いので下手をすると
目で見えない部分に押しやってしまうかもしれない。

2

当たりを見回し、何か掴めそうなものを探す。 
すると俺の目に銀色のピンセットが飛び込んできた。
これで掴めば・・・。
震える指を左手で抑えつつ、ピンセットを慎重に排水溝の中に入れる。

駄目だ。届かない・・・。
支点から力点までの距離を最小限にして伸ばしてはみたが、
思ったよりも深く、底まで届かない。
下手したら手が滑ってピンセットまで落としてしまう。
第二関門を通過したらもうその先はないのだ。
嗚呼!もうあきらめるしかないのか・・・。

3

そう思った矢先に閃いた!
すぐさま、バスルームを脱兎の如く飛び出し、向かったのは食器棚。
中央右の引き出しに手を掛け、それを取り出し宙に翳した。
箸!
日本人でよかったと思った瞬間である。

バスルームに引き返し、現状を確認。まだ流れていない。
しかし、自分の体から流れる水滴がポタリポタリと一滴ずつ
排水溝に向かって流れ出した。
まずい!
僅かな水滴でも崩れてしまうほど現状は脆いのだ。
まずは義歯を固定しておかなくては・・・と辺りを見回す。
ふははは!
義歯を落とした張本人の歯ブラシをこんなところで使うとは。
貴様、せめてもの罪滅ぼしのつもりか!

慎重にブラシの部分を義歯の横にピタリと付け、左手に持ち変える。
はぁはぁはぁ・・・。
これがラストチャンスかと思うと心拍数が上がって体が震える。
落ち着け!落ち着くんだ!
右手に掴んだ2本の箸をゆっくりと穴に入れ、対象物との距離を縮める。

3cm・・・

2cm・・・

1cm・・・

5mm・・・

掴んだ!

冷汗が頬を伝って流れた。だが、拭っている暇はない。
慎重に、慎重にそいつを引き上げなくてはならぬ。
大きく深呼吸をし、息を止め、左手の歯ブラシでフォローしながら、
義歯を掴んだ箸をそうっと引き上げる。

やった!
歯ブラシを放り投げ、小さなセラミック片を手にした。
決死の救出劇。記憶に新しいチリの鉱山救出劇が脳裏をよぎる。
集中力が途切れ、放心状態の俺。体はまだ震えていた・・・。

4

歴史にifはないというが、もしあのまま箸を思いつかず、
強引にピンセットを押し込んでいたらどうだったのだろう。
瞬時の誤った判断で全てが水泡に帰したかもしれなかったのだ。
そう思うとまた別の汗がスーっと出た。

人間は前歯1本欠けただけで、どんな人でも間抜けに見えるから不思議だ。
幸い、俺の義歯には突起があり、それを根元まで嵌め込めば、
ちょっとした事では抜けないので、見た目は元通りになった。
翌日診てもらった歯科医の言う事には、
「ふむふむ。義歯と土台の間にはちょっとやそっとじゃ剥がれない接着剤を
流し込んでいるのでねぇ、これが取れてしまったという事は、
もしかしたらこれは土台から造り直さなくてはなりませんねぇ。
ちゃんとくっつけておきますが、また取れる様だったらいらっしゃいねぇ。」
万が一、造り直すにはいくらかかるかを聞くと、安くて5万、
同じ様なセラミック製の義歯だと12万と言われ、
今更ながら、あの時流れてしまっていたら・・・と肝を冷やした。
事故の時は10:0で全額保証してもらったので、
義歯を造るのにどのくらいかかったか全く知らなかったのだ。

また前歯が取れてしまったら・・・。
その日から俺は戦々恐々として過ごす羽目になったのだが、
そもそも何故こんな目に遭わなくてはいけないのか?
全ては厄年の所為にして水に流してしまおうと思った次第である。

後日、厄除けは川崎大師に行った。

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