2017年12月27日

2017 今年観た展覧会46

0105 原美術館『篠山紀信展「快楽の館」』
    渡辺仁設計のモダニズム建築にヌード写真とは斬新な試み
0112 国立西洋美術館『クラーナハ展 - 500年後の誘惑』
    ☆500年も前に斯様なエロスがあったとは!

   東京都美術館『新東京百景 - 90年前の東京』
    8人の版画家たちによる震災復興期の都市風景

0126 銀座ソニービル『It's a Sony展』
    ☆スキップフロア式の螺旋を上昇しながらソニー70年の歴史を辿る構成に

    未来への期待も高まる さよならソニービル!
0202 国立歴史民俗博物館『見世物大博覧会』
    
歴博の設計は奇しくもソニービルと同じ芦原義信
    一番惹かれたのは常設の「のぞきからくり」
0208 表参道EYE OF GYRE『共同体の幻想と未来展』
0224 東京ステーションギャラリー『パロディ、二重の声』
    ★『ねじ式』のパロディは一体いくつあるのだろう 図録も豪華で内容充実!

   銀座シャネル・ネクサス・ホール『カール・ラガーフェルド写真展 -
   太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影』
0305 寺田倉庫『デヴィッド・ボウイ大回顧展 - DAVID BOWIE is』
    ★名曲に浸りながら巡るアトラクションの様でワクワクした

0309 松屋銀座『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』
    貸本時代の原稿も多く、かなり見応えのある展示

0323 Bunkamura ザ・ミュージアム『これぞ暁斎!』
    ★
どの画にも暁斎ならではの可笑しみと凄みがある
    メインビジュアルとなっている「地獄太夫と一休」は圧巻!
0406 国立新美術館『ミュシャ展』
    ★アールヌーヴォー期のエレガントなミュシャしか知らなかったが、
    祖国への思いが込められた「スラヴ叙事詩」に触れ、そのスケールと熱量に圧倒された!
   FUJIFILM SQUARE『日本の写真史を飾った写真家の「私の一枚」』
0409 東京都庭園美術館『並河靖之七宝』
    ☆単眼鏡の貸出しが嬉しく、超絶技巧にうっとりした

0413 国立東京博物館本館『博物館でお花見を』
    トーハクの庭園開放へ 美しい庭園に年寄り達も喜んでいた
    館内の展示も桜に因んだ作品が多くここでも花見が出来た

0427 三井記念美術館『奈良 西大寺展』
    国宝・重文級の仏像がずらりと並ぶ様に圧倒された

0504 根津美術館『燕子花図と夏秋渓流図』
    ☆庭園を散策するには申し分のない天気で本物のカキツバタも見頃だった
    其一の夏秋渓流図は矢張り心がざわつく

0511 チェコ共和国大使館内チェコセンター『アントニン・レーモンド』 
    妻ノエミの存在なくしてはレーモンド建築は成り立たたないのであった
0519 ワタリウム美術館『坂本龍一 設置音楽展』
    新作asyncに合わせたインスタレーションを5.1chサラウンド音響で鑑賞
0601 森アーツセンターギャラリー『大エルミタージュ展』
   国別展示なのでお国柄の違いが分かりやすくて面白かった
0608 町田市立国際版画美術館『横尾忠則 HANGA JUNGLE』
    初期の作品から本年の新作まで全250点 刺激的な色彩に溺れそうになる
0615 世田谷文学館『ムットーニ・パラダイス』
    自動からくり人形作家ムットーニの世界に酔う キリコ風のシュールな油彩画も素敵
   『コレクション展 詩は絵のように』
    ☆乱歩所蔵の村山槐多の『二少年図』や
    
松野一夫による『黒死館殺人事件』と『鬼火』の挿絵原画など
    探偵小説好きには垂涎もののコレクションで胸が高鳴った

0618 岡本太郎美術館『岡本太郎×建築』
    ☆レーモンドの絵画は意外にも太郎風だったり、
    ノエミ夫人のイラストがビアズリー調だったりして興味深い

0629 新宿高野本店 早稲田大学演劇博物館特別展
   『あゝ新宿 アングラ×ストリート×ジャズ展』
    ☆60-70年代の新宿が熱かった時代、アングラ演劇にジャズ喫茶に学生運動…
    混沌としたムードにはフリージャズがよく合う

0706 静嘉堂文庫美術館『珠玉の香合香炉展』
    一頃話題となった曜変天目に見入る 静嘉堂文庫は緑地の高台にありて眺望絶佳也

0721 三井記念美術館『地獄絵ワンダーランド』
    ☆六道の辻に迷って地獄巡り 民間で描かれたゆるい地獄絵に笑ってしまう

0727 すみだ北斎美術館『北斎×富士~冨嶽三十六景 富嶽百景 揃いぶみ~』
    ☆故郷の思い出の地が斯様な建物に変貌を遂げようとは!

0810 太田記念美術館『月岡芳年 妖怪百物語』
    毎度の事ながら緊張感のある構図に惚れ惚れする 劇画の本流ここにあり
0817 山の上ホテル『ヴォーリズ建築としての山の上ホテル』
    ☆親切なスタッフの方にホテル内を案内して頂き感謝
   アンスティチュ・フランセ東京(旧日仏学院)にて写真展
   マイア・フロール『ImagineFrance - 幻想的な世界へ - 』
0831 谷中全生庵『幽霊画展』
    時が止まった様な空間で凄みのある絵軸を鑑賞 94年振りに発見された清方のお菊さんも
0914 Bunkamuraザ・ミュージアム『ベルギー奇想の系譜』
    500年前の作品には宗教的大罪の寓意が描かれているらしいが楽し気な妖怪画に見えた
    日本の地獄絵図もあちらから見たら同じなのかもしれない

0922 太田記念美術館『月岡芳年 月百姿』
    物語を全てを描かずに敢えて匂わせる様な切り口が素晴らしい
0928 国立近代美術館『日本の家 1945年以降の建築と暮らし』
    清家清「斎藤助教授の家」の模型はなんと実物大!
   『MOMATコレクション』
    加山又造の「千羽鶴」と「天の川」に息を呑んだ

1005 銀座教文館『藤城清治 光と影の楽園展2017』
    御年93歳にして未だ創作意欲が衰えない藤城先生 今年の新作は25点!

1008 千葉市美術館『鈴木春信展』
    ★ボストン美術館コレクションは彩色が綺麗で、空摺りやきめ出しの技も褪せていない
    そんなお宝が間近で鑑賞出来るのだから、まさに眼福を得たと言えよう
1026 出光美術館『江戸の琳派芸術』
    ☆抱一「青楓朱楓図屏風」に度肝を抜かれる
   帝国ホテル『フランク・ロイド・ライト生誕150周年記念展示』
    ☆ライト館の玄関ロビーが保存されている明治村にますます行きたくなった
1102 南青山ビリケンギャラリー『拝啓つげ義春様』
    ☆つげ忠男の作品に兄弟愛を感じ胸が熱くなった
1130 杉並区立郷土博物館分館『8時だョ!全員集合』
    舞台デザインを手掛けた山田満郎氏のスケッチに胸が躍る
1203 三井記念美術館『驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ』
    ☆わざわざ異なる材質を表現する超絶技巧作品に開いた口が塞がらない
1214 世田谷文学館『澁澤龍彥 ドラコニアの地平』
    没後三十年の回顧展 澁澤文学の世界を堪能
1217 千葉市美術館『没後70年 北野恒富展』
   ☆大阪からの巡回を楽しみにしていたが最終日にやっと鑑賞
    谷崎潤一郎との交流も興味深く、阪神間モダニズムの香り漂う作品に陶酔する

1224 三菱一号館美術館『パリ♥グラフィック -
   ロートレックとアートになった版画・ポスター展』
    ☆ヴァロットンの切り絵の様な木版画に魅了された 19世紀末はジャポニスムの影響大也

★が今年のベスト5で順不同。☆は印象に残った展覧会。

今年観た展覧会は46回。昨年の62回に比べれば節制出来ているか。
美術に限らず建築や文学、漫画などバラエティに富んでいるが、
西洋画は少なかったかもしれない。
話題の『怖い絵展』も観たかったけれど、長蛇の列に辟易して行かずじまい。
箱根ラリック美術館ではオリエント急行の車内に入れる展示もあったのに
とうとうタイミングを逃してしまった。。。
『バベルの塔展』と『吉田博展』も同じく断念。

と消極的な事ばかりを並べていても仕方がない。
来年は藤森照信先生監修の『建築の日本展』や
日時指定制の『フェルメール展』が気になっている。
藤田嗣治展やムンク展なども目玉となりそうだ。
その前に閉会迫る『北斎とジャポニスム展』に行かなくては!

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2016年12月29日

2016 今年観た展覧会62

0107 増上寺宝物展示室『狩野一信の五百羅漢図展』
0113 神奈川県立近代美術館鎌倉館『鎌倉からはじまった。
   1951-2016 PART3:1985-2016 近代美術館のこれから』
   ☆カマキン最後の展覧会。
    美術館としての役目を終えた建物は一体どうなってしまうのだろう。

0114 川崎市民ミュージアム『江口寿史展 KING OF POP』
0121 六本木21_21 DESIGN SIGHT『建築家 フランク・ゲーリー展』
0128 ソラマチ郵政博物館『心斎橋大丸と逓信省のヴォーリズ原画展』
0204 国立近代美術館工芸館
   『1920~2010年代 所蔵工芸品に見る 未来へつづく美生活展』
   国立近代美術館本館
   『ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン』
   『MOMATコレクション特集:ちょっと建築目線でみた美術、編年体』
0210 中村屋サロン美術館『浮世絵・水彩画に見る 新宿風景展』
0217 松濤美術館『公募展』
   『小さきものは皆うつくし 鼻煙壺 沖正一郎コレクション』
   ☆鼻煙壺とは嗅ぎ煙草入れの容器のこと。贅を凝らした細かい装飾が美しい。
0306 銀座教文館『アントニン・レーモンド展』
   松屋銀座『アートたけし展』
0311 伊藤忠青山アートスクエア『マグダレナ・ソレ写真展』
0317 出光美術館『勝川春章と肉筆美人画』
   三菱一号館美術館『PARIS オートクチュール − 世界に一つだけの服』
0324 聖徳記念絵画館 常設展示
   東京都庭園美術館『ガレの庭』
   ★アール・ヌーヴォーの作品をアール・デコの館で観るというこの上ない贅沢さ!
0401 天理ギャラリー『鉄道絵葉書』展
0406 練馬区立美術館『国芳イズム − 歌川国芳とその系脈』 
   ☆国芳門下の芳年、暁斎は言わずもがなだが、
    今回クローズアップされている小林永濯がよかった。

0407 サントリー美術館『没後100年 宮川香山』
   ★ガレにも通ずる作風という口コミを見て訪れたが、本当に行ってよかった!
    動植物を題材とし、本物の素材と見紛う質感や物語性のある立体的な表現など、
    両者の共通点に驚く。高浮彫はやや盛り過ぎの感もあるが、
    こんな陶器は見た事がない。晩年の控え目で優美な作品もまた素敵。

0413 サントリー美術館『没後100年 宮川香山』(年寄りを連れて再訪)
0414 町田市立国際版画美術館『清親 光線画の向こうに』
   ☆広重、国芳から巴水までの光線画の系譜と清親の画業を
    約300点の作品で辿る。見応えありであっという間に閉館時刻。

0421 Bunkamuraザ・ミュージアム『俺たちの国芳 わたしの国貞』
   ★今まで観た浮世絵は一体なんだったのかと思うくらいに細密で色鮮やか。
    目から鱗とはこの事か。そうかと思えば赤塚キャラの様な国芳の落書き猫に脱力。

0428 江戸東京博物館『近代百貨店の誕生 三越呉服店』 常設展示
   ☆樋口五葉、多田北烏、杉浦非水。。。戦前のポスターは素晴らしい。
    企画展ついでだったが、リニューアルした常設展示に圧倒された。

0505 東京国立博物館平成館『黒田清輝』 本館常設展示
0512 東京都庭園美術館『メディチ家の至宝』
0525 朝倉彫塑館 常設展示
   弥生美術館『耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る』
0602 三井記念美術館『北大路魯山人の美 和食の天才』
0605 朝倉彫塑館 常設展示(年寄りを連れて再訪)
0609 サントリー美術館『広重ビビッド』
   ☆評判通りのクオリティーでくにくに展に続き、良いものを観た。
    馴染みの場所が出てくる江戸百景は矢張り面白い。

0616 世田谷美術館『竹中工務店400年の夢』
   ☆建物を建てる側からの視点で日本の建築史を俯瞰。
    神社仏閣からあべのハルカスまで…あの建物もこの建物も竹中工務店だった。

    
商業施設の開業パンフから絵画まで幅広い展示。堪能。
   目黒雅叙園『和キルト×百段階段 2016』
0707 文化村ギャラリー『NOE Mielotar展』
   渋谷アツコバルー『神は局部に宿る』
0714 早稲田大学會津八一記念博物館
   『ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話』
   早稲田大学演劇博物館『あゝ新宿 − スペクタクルとしての都市』
   ☆60年代の若者文化を濃密な展示で再現。歴史的木造建築内に工事現場やトタンのセット。
    
アングラ好きは必見だった。磯崎新の新都庁案も。
   東陽町Gallery A4『「美の壺」和モダン・暮らしと憧れ』
   ☆放送10周年を迎え、376ファイルに及んだテーマから住まいと工芸に焦点を絞った展示。
    現存する同潤会の分譲住宅佐々木邸を再現。

0721 江戸東京博物館『大妖怪展』
   ★躍動感溢れる天狗と蜘蛛の巣の取り合わせがスパイダーマンの様。
    墨の濃淡だけで描かれた若冲『付喪神図』にも惹かれる。
    作者不明の
幽霊画が一番怖かった。
0728 三井記念美術館『アール・ヌーヴォーの装飾磁器展』
0804 太田記念美術館『怖い浮世絵展』
   ☆幽霊、化け物、血みどろ絵…この時期ならではの背筋も凍る展示。
    国芳、国貞に芳年、芳幾とこの手の仕事は歌川一派の独壇場か。

   目黒雅叙園『和のあかり×百段階段』
0810 サントリー美術館『エミール・ガレ展』
   国立新美術館『ルノワール展』 
0821 岡本太郎美術館『鉄道美術館』
0825 国立古文書館『ようこそ地獄、たのしい地獄』
0904 紀伊國屋書店新宿本店『二人展 宇野亞喜良×山本タカト「天守物語」』
0923 吉祥寺美術館『小林かいち』
   ☆少女好みの抒情的な図案家だが、アールデコの影響が色濃く
    日本人離れしたデザインに惹かれる。

0929 山種美術館『浮世絵 六大絵師の競演』
1006 銀座教文館『藤城清治影絵展「光と影は幸せをよぶ」』
   ★御歳92の藤城先生が命がけと仰る展覧会。直筆のあいさつ文にぐっとくるものがあった。
   下町風俗資料館『娯楽の聖地 浅草』
1013 サントリー美術館『鈴木其一 江戸琳派の旗手』
   ☆極彩色の世界に妖気が漂っていてゾクゾクした。
1027 汐留ミュージアム『モードとインテリアの20世紀』
   日比谷図書文化館『江戸からたどるマンガの旅』
1103 国立科学博物館『シーボルト展』と常設展示
1106 東京都写真美術館『杉本博司 ロスト・ヒューマン』
   ▽リニューアル後初めての展覧会という事もあって、かなり気合いの入った
    大掛かりなインスタレーションだったが、珍しくピンと来ない展覧会だった。

1110 国立新美術館『ダリ展』
   ☆初期の習作から絵画の枠を飛び越えた作品まで、多面的なダリが観られて面白かった。
    ドン・キホーテやアリスの挿絵がかなり斬新で驚く。

1113 増上寺宝物展示室『宮川香山展』
   『狩野一信の五百羅漢図展』 
1120 松濤美術館『月 − 夜を彩る清けき光』
1130 府中市美術館『藤田嗣治展』 
   ☆祖国でも異邦人的存在だった藤田の憂いを感じる。
    30年代のエキゾチックな画風や晩年の宗教画は初めて観た。

1208 太田記念美術館『水野年方展』
   ☆芳年も清方も好きなのに何故か目にした事が無かった年方。
    初期の筆致や構図は師匠と見紛うほどだが、後年の淡い色彩はまるで水彩画の様に美しい。
    国芳から深水までの系譜を歌川玄冶店派と呼ぶそうだ。
   ミズマギャラリー『山口晃展』 
1222 大田区立郷土博物館企画展『大田区居住90年記念 川瀬巴水』
1225 東洋文庫ミュージアム『本の中の江戸美術』展
    
六義園の近くにこんな素晴らしい場所があったなんて!

★印が今年のベスト5で順不同。☆印は印象に残った展覧会。

再訪はカウントせず、常設展を同時に鑑賞した場合は1回としても、
2016年に観た展覧会は62回。なんと5日に1回程観ている計算になる。
ぐるっとパスや金券ショップの利用で昨年より格段に増えてしまったので、
来年は節制しよう。。。

今年も日本美術が多かったが、狩野一信、宮川香山、小林永濯、
水野年方、小林かいちの作品に初めて触れ感動した。
西洋画ではジョルジュ・バルビエとの出会いもあった。
話題の『若冲展』も観たかったが、長蛇の列に辟易して行かずじまい。

来年は『河鍋暁斎展』と『ミュシャ展』を楽しみにしている。

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2015年12月28日

2015 今年観た展覧会39

今年観た展覧会は合わせて39回。昨年の41回とほぼ同じだった。
日本画(浮世絵)と建築関連に偏ったきらいがあるが、
自分の趣味に適った展覧会が多かったとも言える。

0104 日本橋高島屋『生誕130年 川瀬巴水展―郷愁の日本風景』
0114 町田市立国際版画美術館『月岡芳年展~新形三十六怪撰と月百姿』
0118 近現代建築資料館『建築のこころ アーカイブにみる菊竹清訓展』
0121 鉄道博物館『東京駅開業100周年記念 100年のプロローグ』
0205 乃木坂TOTOギャラリー・間 
   『TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三』
0222 東京ステーションギャラリー『東京駅100年の記録』
0325 駒場博物館特別展『會舘の時代―中之島に華開いたモダニズムとその後』
0402 東京庭園美術館『幻想絶佳:アール・デコと古典主義」』
0409 国立新美術館『マグリット展』
0412 練馬区美術館『小林清親展』 
0416 ブリヂストン美術館『ベスト・オブ・ザ・ベスト』
0423 国立近代美術館は常設展と『大阪万博1970 デザインプロジェクト』
   横尾忠則のせんい館がクローズアップされていたのは興味深い
0507 西武渋谷店『明和電機プロデュースMise Mono Go! Yeahhh!!!』
0514 太田記念美術館『広重と清親展』 葛飾応為「吉原格子先之図」も鑑賞
   東陽町竹中工務店GALLERY A4『同潤会16の試み』
   同潤会アパートの建具や部屋の再現コーナーもあり
0521 神奈川県立近代美術館鎌倉館『鎌倉からはじまった。
   1951-2016 PART 1:1985-2016 近代美術館のこれから』
0528 中野ブロードウェイギャラリーリトルハイ『諸星大二郎原画展』
0604 東京都現代美術館『山口小夜子 未来を着る人』
0618 弥生美術館・竹久夢二美術館『日本の妖美 橘小夢展』
   小夢、華宵、夢二の三大家を鑑賞
0702 三菱一号館美術館
   『画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル』
   東京交通会館『写真でたどる有楽町の記憶~交通会館が歩んだ50年~』
0724 目黒区美術館『村野藤吾の建築』
   80点にも及ぶ模型展示は圧巻 村野作品である目黒総合庁舎も探訪
0730 国立近現代建築資料館『ル・コルビュジエ×日本』
0820 ホテルオークラ『美の宴』
   パナソニック汐留ミュージアム『アールヌーヴォーのガラス展』
0903 横浜赤レンガ倉庫『70'sバイブレーション!YOKOHAMA』
   当時のYMOのステージを再現した本物の機材に感動
0906 東海大学湘南校舎『山田守展』
   会場となった校舎が山田建築の為、隅々まで探訪する
0924 目白永青文庫『春画展』 
   18禁なのに乳飲み児を抱えたお母さんが何人もいたのが解せない
1001 東京都現代美術館『オスカー・ニーマイヤー展』
1022 国立近代美術館『「映像表現 '72」展、再演』
   『特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示』
1029 京橋LIXILギャラリー『鉄道遺構・再発見』
   旧新橋停車場鉄道歴史展示室『温泉と文芸と鉄道』
1112 原美術館『そこにある、時間 ドイツ銀行コレクションの現代写真』
1202 大丸心斎橋店『回顧展』
1203 高島屋東別館史料館『美術とインテリアの出会い』
   大阪日本民芸館『開館45周年記念 濱田庄司』
1217 八王子市夢美術館
   『日本のポスター芸術 明治・大正・昭和 お酒の広告グラフィティ』
1224 銀座ギャルリーためなが『藤田嗣治展』

『マグリット展』は昨年から楽しみにしていた事もあり大満足。
最後の作品から順路を逆行し、また最初に戻って二度観てしまった。
『小林清親展』『川瀬巴水展』は共に展示作品が多く、見応えがあった。
清親は巴水にも影響を与えた文明開化の浮世絵師で光と影の表現が秀逸。
見応えといえば『村野藤吾の建築』展も80点に及ぶ模型展示で圧倒された。
東京駅の歴史は丸の内のビル群の歴史でもあり『東京駅100年の記録』展は
近代建築史としてもかなり面白かった。
そして今年は本邦初の開催で耳目を集めた『春画展』が印象深い。
人目に触れる機会が少なかった所為か彩色が綺麗で、
兎に角保存状態がよいのに驚いた。着物の柄も細かく描かれていて見事。
その他、ブリヂストン美術館、ホテルオークラ本館が建替えとなり休館、
その空間の展示が見納めとなった。

年明けは郵政博物館『心斎橋大丸と逓信省のヴォーリズ建築原図展』と
『鎌倉からはじまったPART 3: 神奈川県立近代美術館<鎌倉館>』へ行く予定。
こちらも終焉を迎える建物の展覧会。

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2014年12月30日

2014 今年観た展覧会41

今年観た展覧会は合わせて41回。昨年の23回、一昨年の15回に比べると
格段に増えている。一日に2本ハシゴしたり、連続ものに通ったりもしたが、
月に3回以上は観たという計算に。それでも『ボストン美術館
華麗なるジャポニスム展』など、見逃して悔しい思いをしたものもある。

0107 江戸東京博物館『大浮世絵展』
0130 南青山ビリケンギャラリー『つげ忠男展』 サイン本を購入
0220 交通科学博物館『52年の軌跡展』
0223 国立民族学博物館
0227 松濤美術館『ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展』
0302 深川江戸資料館~現代美術館常設展
0328 新宿歴史博物館『写真展 新宿・昭和40年代』
0410 秩父宮スポーツ博物館『SAYONARA国立競技場』
0424 府中市美術館『江戸絵画の19世紀』 
0501 芝増上寺『漫画家による仏の世界展』
0502 森美術館『アンディ・ウォーホル展 永遠の15分』
0513 世田谷美術館『桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ60年』
0517 横浜美術館『魅惑のニッポン木版画』 
   芳年の構図に惹かれポストカードを購入
0523 平塚市美術館『石田徹也展 ノート、夢のしるし』 年表を見て吃驚!
   訪れたこの日が命日だった
0608 東京都美術館『バルテュス展』
   科学博物館常設と企画展『石の世界と宮沢賢治』
0613 横須賀美術館『アール・ヌーヴォーとアール・デコ展』
   杉浦非水の作品にシビレる
0626 吉祥寺美術館『プロレタリア美術運動からルポルタージュ絵画運動まで』
0727 太田記念美術館『江戸妖怪大図鑑』第1部「化け物」
0801 太田記念美術館『江戸妖怪大図鑑』第2部「幽霊」
   東京都写真美術館『世界報道写真展2014』
0817 埼玉近代美術館『戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家』
   黒川紀章設計の美術館に中銀カプセルも堪能
0821 世田谷文学館『日本SF展』
0828 ホテルオークラ『秘蔵の名品アートコレクション展』
0904 太田記念美術館『江戸妖怪大図鑑』第3部「妖術使い」
0914 川崎市市民ミュージアム『横尾忠則肖像図鑑』
0925 東京ステーションギャラリー『ディスカバー、ディスカバー・ジャパン
   遠くへ行きたい』展 70sのアートワークが素晴らしい
1002 東京国立近代美術館『美術と印刷物 1960-70年代を中心に』
1017 二子玉川SHED『野口健写真展~アルピニストが見た世界』
1023 江戸東京博物館『東京オリンピックと新幹線』『モダン都市銀座の記憶』
1026 町田市民文学館『「文学と美術の多面体展」尾辻克彦×赤瀬川原平』
1030 江戸東京たてもの園『ジブリの立体建造物展』
1102 銀座レトロギャラリーMUSEE『銀座コラージュ!
   アーティスト・イン・レジデンス』
1103 早稲田スコットホール『ヴォーリズ建築写真展』
1106 千葉市美術館『赤瀬川原平の芸術原論展』
1121 印刷美術館『印刷と美術のあいだ』
1128 渋谷ギャラリー・ルデコ『野上眞宏 はっぴいえんど写真展』
   初台オペラシティICC『大友良英 音楽と美術のあいだ』
   『OPEN SPACE2014』 たくさんのインスタレーションに刺激を受けた
1205 八王子市夢美術館『銅版画家清原啓子の宇宙』
1218 庭園美術館『アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる』

年頭の『大浮世絵展』は以前から楽しみにしていた事もあり大満足。
出来れば前期の展示も観たかった。春先の『SAYONARA国立競技場』は
幸運なことに解体前のスタジアム見学が出来た。『石田徹也展』と
『バルテュス展』はどちらも不安な絵で気になっていたのだが、
実際に観た後でも気になっている。真夏の『江戸妖怪大図鑑』は
3部に渡るシリーズ。ひんやりとした館内の印象が濃い。
横須賀の『アール・ヌーヴォーとアール・デコ展』は遠かったけれど、
猿島とセットにしたので一挙両得だった。そして今年は
『ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展』から始まり、
『「文学と美術の多面体展」尾辻克彦×赤瀬川原平』、その翌日に
訃報を聞き、奇しくも没後の大回顧展となった『赤瀬川原平の芸術原論展』と
個人的に赤瀬川イヤーだった。前衛芸術に始まり、漫画、小説、写真、
トマソン…と改めて氏の多面性に驚く。一人の芸術家として
これだけ多岐に渡って活躍した人もそうはいないだろう。

来年は3月からルネ・マグリット展が始まるので楽しみにしている。

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