2013年5月12日

30年振りの邂逅

子供の頃に一回見ただけなのにずーっと頭から離れない映像がある。
軽いトラウマ映像と言ってもいいかもしれない。
それを数年前に見つけ、なんと30年振りに見る事が出来た。

元祖天才バカボン「かわった友だち」

今見てもオチが怖過ぎて戦慄が走る。。。

そしてもう一つ、未だに忘れられないドラマのラストシーンがあって、
タイトルも覚えていないし、見つける事なんて不可能だと思っていたら、
それもとうとう先日発見してしまった!
家族が戦時中にタイムスリップしてしまう

「終わりに見た街」

これまた32年振りの邂逅である。
救い様のないエンディングに言葉が出ない。。。
原作脚本は山田太一だったのか。
是非最初から見てみたい。

という訳で、インターネットのお陰で30年前の記憶を繋ぎ止める事が出来た。
過去の自分と繋がるなんて、考えてみればタイムマシーンの様であるなぁ。

未来(現代)ってスゴイ!

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2007年7月10日

戦慄の旋律2

ナベチン(以下ナベ):ども!
ナベチン(以下チン):あ、どうもー。
ナベ:前回のオチはどうかと思うけど、あれは恐かったね。
チン:小泉八雲よろしく『くゎいだん』と来ればそんなオチだよ。
   しかし、ちと古典的過ぎたか。ところで今日はイヤに
   蒸し蒸しするねェ。
ナベ:そういえば、あの恐ろしい出来事があったのも、梅雨の
   こんな暗いジメジメした日だったなぁ…。
チン:ほう!また怪談かい?
ナベ:いや、怪談というよりも、文字通り虫酸が走る様な話だよ。
チン:という事はゴキブリだな。家もよく出るよ。
ナベ:いやいや、ゴキブリではないんだけど、あれは昆虫なのかな?
チン:いやに勿体振るなァ。蜘蛛は昆虫じゃないんだってねェ。
ナベ:蜘蛛でもないが、心臓の悪い方はここから先は読まない方が
   いいんじゃないかと思ってね。
チン:そんなに凄みのある話かい!コチトラちぃとも驚かねぇゾ!
ナベ:じゃ始めるか。もう随分前の梅雨時の夜更けの事なんだが、
   天井からぶら下がっている蛍光灯を消して、クリップ式の
   スポットライトだけにして、ジャズなんかを聴きながら
   独り悦に入っていたんだよ。
チン:お、ズージャでシャレオツと来たネ。それで?
ナベ:ふと、気が付くとなにかカサカサと音がするんだね。
   すわゴキブリか?と思って辺りを見回したけど、
   なかなか正体を表さないんだ。
チン:ふむふむ。
ナベ:そのうち、カツカツという音が早くなったんで、その正体が
   ますます謎めくわけ。で、漸く、僕の背丈以上もある本棚の
   上にその存在を認めたんだ。
チン:おう。
ナベ:そいつはあろう事か、間接的に壁に当てたライトの正面に
   いる訳で、正にスポットライトを浴びている状態だったのよ。
チン:むむぅ。で、そいつの正体は一体何だい?
ナベ:その正体はムカデなんだ。漢字で書くと百足。言い得て妙だね。
   昔の人は偉いなぁ。英語だと何だっけ?キャタピラーは芋虫か。
チン:呑気な事言ってないで、続けてくれよ。
ナベ:こう見えても都会育ちなもんで、ムカデなんて初めて見たから
   驚いたのなんの。気持ち悪いにも程があるよ。
チン:まァな。
ナベ:だって黒一色ならまだしも赤い所やらなにやら…。
チン:うへぇ、ゾッとしないね。
ナベ:で、直ぐさま、殺虫剤を親の仇の如く、そいつに向けて
   噴射したら仰け反り出したんだよ!千手観音みたいにワラワラと
   沢山の足を泳がせて!それがスポットライトの正面に立って
   いるもんだから、壁には奴の仰け反る影が大写しになって…。
チン:ぎゃぁぁぁ!
ナベ:さながら円谷の怪獣映画みたいになっちゃって、あん時は
   恐ろしかったなぁ。
チン:なかなかサイケデリックだね。で、その後はどうしたのサ?
ナベ:ポトッと本棚と壁の隙間に落ちたから、そこにも殺虫剤をくまなく
   噴射して一息ついたと。その後も暫くカサカサいってたけど、
   本棚をどかしてまで見る勇気はなくて、そのまま放置して、
   数カ月後に友人が遊びに来た時に一緒に見てみたら
   乾いた死体がそこにありましたとさ。
チン:なかなかのヘタレっぷりですなァ。
ナベ:この辺は裏には山があるし、家の前には細い川が流れてるしで
   自然に恵まれている分、考えも付かない敵が侵入してくるんだな。
チン:ガマガエルやら蛇やらいろいろいるしなァ。
ナベ:しかし!それだけならばまだいいがっ!
チン:江口寿史のトーマス兄弟かい?古すぎるよ。
ナベ:別のある時に風呂に入ってたんだな。で、もう出ようと
   鼻唄でも歌いながらバスタオルで頭を拭いていたわけ。
チン:うん。
ナベ:で、ポトっとなにか落ちて足下に触れたので見てみると、
   これがまたムカデちゃん。
チン:ゾ〜!
ナベ:直ぐさま、洗面器をひっくり返して奴を閉じ込めてから
   呼吸を整えたね。で、こいつは俺が風呂に入る30分以上も前から
   風呂場の天井に貼付いていたのではないかと。そう考えると
   恐ろしくて、女性の霊が奴に憑依して覗いてたのではないかと
   そう思う事にした。
チン:また呑気な事言ってんなァ。寧ろ田代まさしの生き霊だろ?
   で、その後はどうしたんだい?
ナベ:その後の格闘の様子は思い出しただけでもゾッとするので
   察して下さいな。刺されなかっただけでもよしとしようよ。
   それから暫くの間、風呂に入る時は天井に何もいないか
   確認してから入るようにしてたよ。
チン:それじゃ話のオチがつかないじゃないか。
ナベ:いやいや、勘弁してくれよ。話したくないんだ。
チン:オチを言いやがれ!
ナベ:そんなに腕を掴むなよ。痛いじゃないか!
   あら?この手と手と手は一体…。いつの間に手がたくさん?
チン:カツカツカツカツ…。
ナベ:ぎゃぁぁぁ!

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2007年2月 8日

戦慄の旋律

ナベチン(以下ナベ):ども!
ナベチン(以下チン):あ、どうもー。
ナベ:昨日、バンドの打ち合わせで新宿に向った時の事なんだけどサ。
チン:うん。
ナベ:乗った電車が結構空いてたもんで、適当に椅子に座ったんだな。
チン:ふむふむ。
ナベ:で、この寒いのにミニスカのお姉ちゃんが座席一つ分おいて右隣りに
   座ってたんだけど、なんとなく素振りがオカシイから見ない様にしてた訳。
チン:昨日はそんなに寒くなかったけどな。ま、いいや。ほいで?
ナベ:で、ケータイの返信メールを打っていたら、不意に隣りから一枚の紙が
   スーッと差し出されて来たのよ。
チン:ほう!ラブレターか?いやだよ、ノロケ話は。
ナベ:違う違う。それは手帳のカレンダーを引きちぎったものだったんだけど、
   ん?と思って右を向いたのサ。そしたら所謂『貞子』の様な女性で
   長い髪の毛の隙間から右目だけが、俺の方を見てて…。なんともいえない
   ゾッとする様な白く濁った目で…。死んだ魚の様な目なら無表情なんだが、
   三日月の様に盛り上がっていて、笑いかけているのか、はたまた
   面白がっているのかという感じなのだよ。しかもそこには知性の欠片も
   感じられないという…。
チン:ゾ〜!
ナベ:で、俺、恐くなっちゃって、返信メールを打ってる途中なんだけど、
   頭真っ白になっちゃって、早く次の駅に着かないかな〜と思ってたのに、
   そういう時に限って途中で電車が止まったりしてサ、なかなか着かない訳。
チン:うへ〜やだね〜。
ナベ:渡された紙は膝の上に置いた鞄に載せたまま、目線はずっとケータイで、
   文章なんて思い付かないまま、パチパチやってた(苦笑)。
   そして漸く次の駅に着いたと。
チン:ふむ。渡された紙にはなんか書いてあったのかね?
ナベ:い〜や、ひっくり返して裏も見たけどなにも…。で、そこで乗り換えだから、
   急いで反対側の特急電車に飛び乗ったんだけど、後ろが気になるから、
   今乗って来た急行電車の方に目線を泳がせた訳だ。
チン:おう。
ナベ:すると『貞子』は電車から降りないで、開いたドアからこちらの方を
   振り返って覗いてたんだな。で、やっぱり顔は長い髪で覆われていて
   白痴的なあの目だけがこちらを向いて笑っていたと、まァ、こういう訳だ。
チン:ぎゃぁぁぁ!
ナベ:程なくして電車が発車したんで、そこでオサラバ出来たんだがね。
   目が不自由な人ならこちらを見て笑う事も出来ないから、あの白く濁った
   目は視力があるんだろうな。それにしても声も聞いてないし、鼻や口も
   髪の毛で覆われていたしで、目という感覚器官があんなに表情豊かだと
   思わなかったなァ。手で口を覆ってクツクツ笑ってた様な気もするけど、
   それは確かではないんで。却って、目だけしか見てないのが余計に
   恐怖心を煽るというか…。しかしどうにもあれは悪夢にしか思えんよ。
チン:ふうむ。なるほど、悪夢かい。それだけで終わればいいんだがなァ。
ナベ:というと…?
チン:もしやお前さんが見たのはこ〜んな顔じゃなかったかい?
ナベ:ぎゃぁぁぁ!

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